WiMAXのメリットとデメリット|価格・評判・おすすめを徹底解説

「外出先でのインターネット通信をもっと快適にしたい。」

「大容量のデータをもっと高速でやり取りしたい。常にデータ使用容量を気にしながら使うのは嫌だ。でも毎月の使用料金は安く抑えたい・・・」

ふとそんな風に思い立ち、カフェなどのWi-Fiスポットの利用ではなく、いつでもどこでも高速通信のできる環境を考えた時、ネット上にあふれる『WiMAXをオススメする記事』の数々を目にすると思います。

そうなんです。確かにWiMAXは、おすすめできる点がたくさんあります。が、しかし、反面やっぱり注意しなければならない点もあるのは事実です。

そこで今回は、そのWiMAXについて、メリットやデメリット、お得に使うためのポイントや注意点、料金内容、評判などWiMAXのことをある程度理解している方にも、「そもそもWiMAXって何?」という方にも、お役に立てるよう徹底解説いたします。


WiMAX(WiMAX 2+)の評価や最適なプランの選び方については、WiMAX(WiMAX 2+)の評判と評価は?|最適なプランの選び方をご覧ください。

1.1WiMAXとはなに?

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まず最初に、WiMAXとは何なのか?詳しく見ていきたいと思います。
絶対に知らなければならいことではありませんが、「なんとなく聞いたことがある」だけの状態から一歩進んでみましょう。

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1-1.WiMAXの詳細

■「WiMAX(ワイマックス)」とは、「Worldwide Interoperability for Microwave Access」の略で、無線通信技術の規格のひとつのことです。

人口の少ない地域・光回線などの高速通信回線を敷くのが難しい地域でのラストワンマイルの接続方法として期待された規格です。

★ラストワンマイル:通信事業者の基地局からユーザーの建物までのネットワーク接続の部分のこと。

■近年では、高速移動体通信用の規格「モバイルWiMAX」も定められています。

■日本では、KDDIグループのUQコミュニケーションズがサービスを提供しています。
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ちなみに、有線によるラストワンマイル(ケーブルテレビ・光ファイバー・電話線など)と比較すると・・・

有線のメリットは、一度回線を敷いてしまえば、途切れることも少なく安定した速度で通信ができるということがあります。
デメリットとしては、工事が必要なこと。工事は必要だが立地条件や建物側の問題で、それが困難な場合があること。
その問題を解決するために、有線と無線を混在させていることも多い(住宅近くまでは有線で回線を敷き、自宅内だけは無線にするなど)です。

それらの面倒さを考えると無線の方が良いと思われるかもしれませんが、無線は環境によってひどく速度が低下する・不安定になる・途切れる・通信できないなどの状況になることもあり、通信の安定性に関しては、現段階ではまだ、有線の方が優れていると言えるかもしれません。
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■「モバイルWiMAX」とは、移動可能な端末による通信を想定した無線ネットワークシステムの規格の1つです。

2005年12月にIEEE 802.16e-2005として規格が定められました。現在はその後継規格として、2011年3月にIEEE 802.16mが定められ“WiMAX2(WiMAX Release 2.0)”と呼ばれています。

さらに2013年には、WiMAX2に仕様を加えたWiMAX Release 2.1(WiMAX 2.1)も加わり、“WiMAX2+”と呼ばれています。

***参照:Wikipedia(1)(2)(3)***

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1-2.WiMAXとWi-Fiの違いは?

「Wi-Fi(ワイファイ)」とは、「Wireless Fidelity」の略で、IEEE 802.11規格を使用した無線LANの規格の1つです。

大きく分けて、以下の3つの違いがあります。

8-4 WiMAXとは『規格が違う』
両方とも無線通信ですが、電波の種類が違います。

●Wi-Fiは電波の発せられている場所から、電波が届く範囲でのみ利用できます。

例えば、自宅でWi-Fiを利用する場合は自宅のそばまで回線を敷き、そこから届く電波を拾います。外出時は、カフェなどのWi-Fiスポットと呼ばれる場所で利用します。なので、その電波の届く範囲から出てしまうと、Wi-Fiは繋がらなくなります。

8-4 WiMAXとは『使える場所が違う』
WiMAXは携帯電話やスマホと同じように、WiMAX提供エリア内であればどこでも利用できます。

●Wi-Fiを使えるようにする別の方法もあります。

ドコモなどの大手キャリアや格安SIM事業者のSIMを契約し、モバイルWi-Fiルーターにさして利用する方法です。

しかしその場合、利用する回線はスマホなどと同じ電話回線となるため、最大通信速度が遅めだったり、契約する総額が高くついたりすることがあります。

8-4 WiMAXとは『通信速度が違う』
WiMAXは電話回線と違うので、どこでも高速通信が可能です(※環境によって速度に差は出ます)。データ使用量による通信制限がゆるめなのも特徴です。

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1-3.WiMAXとWiMAX2+について

WiMAXには「WiMAX」と「WiMAX2」が存在します。

◆WiMAXは、どんなに使っても通信制限がなく、さらに通信エリアも全国90%以上をカバーしているので、割と長い間親しまれ利用されてきたサービスです。

◆WiMAX2+は、WiMAXよりも格段に通信速度が上がります。それプラス、利用端末によっては通信モードを切り替えてau 4G LTEを利用し、繋がりにくい場所での接続不良を解消できる契約プランもあります。

◆WiMAX2+は、WiMAXのような「通信制限なし」ではありません。かなりゆるめの縛り(例えば直近3日で10GBなど)ではありますが、通信制限は存在します。現段階では、通信エリアもWiMAXのように広大ではありません。

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「じゃあ、そこそこ高速通信できて通信制限もないWiMAXを、ずっと使ってればいいんじゃない?」と思われるかもしれませんが、実は・・・

◆WiMAXは2018年3月中にはサービス終了し、4月からはWiMAX2+に全面移行される予定になっています。

◆現在すでに、WiMAX2+の通信速度を向上させるため、WiMAXの通信領域はWiMAX2+に移行され、WiMAXの通信速度は減速していっている状態です。

各プロバイダでも、WiMAXの新規申し込みを終了しているところも多く、現在利用中のユーザーにはWiMAX2+への移行を勧めているところもあります。

◆しかし、WiMAXの通信領域がWiMAX2+へ完全に移行が完了したら、その後はWiMAX2+の帯域幅が増加し、今よりずっと広大なエリアで、さらに快適な高速通信が可能になると思われます。

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