スマホを使用していく中で、よりコストパフォーマンスを重視する方に、有力な情報である「格安SIM(格安スマホ)」について紹介していきます。

近年、格安SIMの需要が大きくなっています。

2018年は格安SIMが広く認知される年でしたが、2019年は格安SIMがより大きくシェアを伸ばし、サービスも個性的になると思われます。

特に、楽天・OCNモバイル・mineo・UQモバイル・Biglobeモバイル等、最近ユーザ獲得数が多い格安SIMキャリアの特徴についてまとめてみました。

各キャリアには、特徴がありますので自分にあったキャリア選びの参考にしてみてください!

参考:格安SIMで最新iPhoneを使うには?もっともお得に乗り換えする方法

参考:格安SIMでiPhoneを使うための全知識

格安SIM市場の現状

※上記グラフ及び携帯ユーザーの調査のデータは株式会社 ICT総研の調査より抜粋

2015年5月から格安SIMサービスが展開され約3年半。2018年の時点での格安SIMユーザー数は確実に増え続けています。

格安SIMサービスは正式にはMVNO(Mobile Virtual Network Operator)読み:エムブイエヌオーと言います。通信施設を大手キャリアから間借りしているという事情もあり、通信品質面では勝てない分、価格で勝負という通信サービスです。

以前は遅い・不安・繋がりにくいなどの不満の声も多く聞きましたが、現在の格安SIMユーザーは若い世代から高齢者まで広く分布しているようです。これは格安SIMに対するユーザーの印象が大きく変化した結果、通信品質やサポートの面でも各社が努力した結果ではないでしょうか。

格安SIM契約者数は全体的には上昇傾向が続いています。来年の市場予測は現時点の約10%から約15%~20%まで上昇する見込みで、予測を大きく上回るようです。(※上記のグラフは2017年3月時点での市場予測。)

クオリティが高くて価格も安ければ、当然大手3キャリアから格安SIMに乗り換えるユーザーが増加します。特に知名度が高く、資本力もあるキャリアは2019年においても、安心かつサービス拡充が期待できると思われます。

代表的な有名格安SIMキャリア8社

楽天モバイル

2017年12月14日、格安SIM業界トップの楽天モバイルは2018年1月にも総務省が新たに携帯電話向けに割り当てる電波の取得を申請する方針を固めた事を発表しました。

2025年までに最大6000億円を調達し、基地局などに投資する予定です。大手キャリアと肩を並べる時期を2019年を目標とし、楽天モバイルは格安SIM会社から第4の大手携帯キャリアに成るかもしれません。

現在でも楽天モバイルは格安SIM業界のシェア約30%を獲得しています。

それに付け加え楽天の通販サービス、その他様々な事業を展開している事やソフトバンクの様に球団を所有している事、

FCバルセロナのスポンサーでもある事などから、楽天ポイントを中心に第4の大手携帯キャリアと成った際は、楽天モバイルは競合他社と比べ様々なキャンペーンが展開出来る事で、顧客数の獲得を多く見込めるとの予測です。

ユーザーにとっては大手キャリアの携帯業界の競争が激しくなる訳ですから有り難い話です。

2018年は今まで以上にキャンペーンを多く行い、料金プランなども今まで養ったマーケティングから更に魅力的なサービスを展開し、格安SIMのシェアをさらに獲得するのは確実かと思われます。

現時点での楽天モバイルのメリットは楽天電話アプリを使えば通話料が半額になる事。

使用料100円に付き楽天スーパーポイントが1ポイント付与される事。実店舗も格安SIM会社の中では多く、大手キャリアの様にスタッフと自分に合ったプランを具体的に相談出来る事などなどです。

通信速度も格安SIM業界の中では安定して早い事。因みに楽天モバイルは現在はドコモ回線をレンタルしております。プランも5分かけ放題オプションが月額918円で利用できます。スーパーホーダイであれば5分かけ放題オプションが月額料金に含まれおります。

また、長電話派の方も月額2,570円の「楽天でんわかけ放題」を申し込めば何分でも、何度かけても国内通話の通話料が無料になるプランも有ることに付け加え、取扱端末が豊富ですので、格安SIM業界NO1と成った理由も理解できるかと思います。

楽天モバイルを現時点で利用する際注意しなければ成らない点は、2015年10月6日以降に申し込んだSIMカードは、3G専用端末では利用できない事。NTTドコモで購入した端末に楽天モバイルのSIMを挿入しても、テザリングを利用することができないので、デザリングを頻繁に利用するユーザーでドコモから端末を継続利用して乗り換えようと考えている方は、ご注意を。

また格安SIM業界で多々あるiPhoneが使えないと言う問題も楽天モバイルであれば、docomoで契約したiPhoneの場合、SIMカードを交換するだけでそのまま端末の利用が可能になります。docomoのiPhoneユーザーの方々に取って格安SIM業者の中では、楽天モバイルが魅力だと感じる理由の1つといえるでしょう。

楽天モバイルで利用できるiPhone一覧

楽天モバイルの格安SIMで利用できるiPhoneです。以下で紹介する機種は、楽天モバイルが動作確認済み端末としてHP上で公式に発表している機種です。

iPhoneシリーズのSIMサイズは全て「nano」となっていますので、注意して利用してください!

iPhone XS / iPhone XS Max
iPhoneシリーズの最新機種であるiPhone XS / iPhone XS Max。楽天モバイルではau回線、ドコモ回線で動作確認済みです。
iPhone XR
iPhoneシリーズの最新機種であるiPhone XR。楽天モバイルではau回線、ドコモ回線で動作確認済みです。
iPhone X
楽天モバイルではau回線、ドコモ回線で動作確認済みです。
iPhone 8 / iPhone 8 Plus
2017年9月に登場したiPhone 8・iPhone 8 Plusは、楽天モバイルではau回線、ドコモ回線で動作確認済みです。
iPhone 7 / iPhone 7 Plus
Apple Payも使えるiPhone 7/iPhone 7 Plus。楽天モバイルではau回線、ドコモ回線の両方で動作確認済みです。
iPhone SE
2016年3月に発売された、iPhone SE。4インチ型のiPhoneでは最新版になります。楽天モバイルではau回線、ドコモ回線の両方で動作確認済みです。
iPhone 6s / iPhone 6s Plus
au回線とドコモ回線の両方で動作確認済みです。
iPhone 6 / iPhone 6 Plus
こちらも上記同様、au回線とドコモ回線の両方で動作確認済みです。
iPhone 5s
一世代前のiPhoneですね。au回線とドコモ回線の両方で動作確認済みです。
iPhone 5c
カラフルな筐体と価格の安さで人気の機種。au回線とドコモ回線の両方で動作確認済みです。
iPhone 5
対応回線はドコモ回線のみ動作確認済みとなっています。

mineo

mineoは関西電力グループのケイオプティコムが運営しているます。

資本は豊富であり実店舗数も着実に増えているので、楽天モバイルに続く大手キャリアとして成長しています。因みにマイネオの社名は「my」「mine」「neo」を組み合わせた造語です。

mineoは迅速に設備増強を行って回線の混雑を解消するといった、インフラに強い会社ならではの対応が利用者に高く評価されております。

au回線とドコモ回線の両プランから選べ、auスマホ、ドコモスマホがあれば、SIMロック解除なしでそのまま格安SIMに乗り換えることができます。

mineoはOCNモバイルONEを少し上回るシェアがありますが、OCNモバイルONEのシェアとは僅差です。mineoの特徴は、サポートサービスに優れている事が評判が良いとの事。「@mineo.jp」のメールアドレスが無料で使えたり、フリータンクと呼ばれるとても人気なサービスもあり、ユーザーに役立つ情報を掲載するコミュニティサイト「マイネ王」が充実していてマイネオユーザーも大満足との口コミです。

OCNモバイルONE

OCNモバイルONEはNTTコミュニケーションズが運営母体です。直営店舗が無く、オンラインショップと家電量販店のみでの販売です。

OCN モバイル ONEも通信速度が安定していると評判です。やはりシェアランキング上位に来る会社は通信速度は安定しております。OCN モバイル ONEの強みは、電話代を安くできる通話オプションが豊富なことや低速モードが無制限に使えることです。

OCNモバイルONEの通信速度は、2019年の測定結果の平均値で、下り約1.M・上り13Mです。因みにYoutubeをストレス無く観れる通信速度が約1Mですので、動画やゲームなどを好むユーザーにはお勧めの格安SIMの1つです。

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルはPCのプロバイダーでもあります。今年のBIGLOBEモバイルの業界シェアは約6%。シェアランキングは業界6位。

BIGLOBEモバイルはエンタメフリーの対象アプリ、YoutubeやAmebaTVなどの動画をたくさん見るユーザーには最もお勧め出来るの格安SIM会社の1つです。BIGLOBEの3GB以上のプランだと、通話SIMなら月額480円のエンタメフリーオプション料金で、動画サイトをデータ消費なしに無制限で見ることができます。これは嬉しいサービスです。

エンタメフリーオプションの対象アプリ

YouTube、AbemaTV、radiko.jp、Google Play Music、Apple Music、Spotify、AWA、Amazon Music、U-Next、YouTube Kids

U-Nextののみ最低画質のみのサービス保証になります。

BIGLOBEモバイルはドコモ系の格安SIM(タイプD)に加えて、au系の格安SIM(タイプA)も提供しています。データ通信が安定しているので、混雑時でもネットに繋げるアプリを比較的安定的に使うことができます。BIGLOBEモバイルを契約しているとデータを無制限に使えるBIGLOBE WiMAX2+が月200円引きで使えるので、データを沢山ご利用の方にはやはりBIGLOBEモバイルが一番との口コミです。

IIJmio(みおふぉん)

docomo回線、au回線の2回線の格安SIMを販売するIIJmio(みおふぉん)は2017年と同じく法人の顧客層を2018年も同じく獲得し、2019年も法人顧客のシェアを伸ばして行く方針でしょう。これは格安SIM業界の役割分担と今現在は捉える事が出来ます。

ただ昔のソフトバンクがそうだった様に、時期を狙って個人のユーザーのシェアの獲得増に強く力を入れて来るのは確実だと思います。IIJとはインターネットイニシアティブの略で日本で初めて商用インターネットプロバイダを開始した会社なので、通信業界における信頼は非常に厚いのも有名です。

IIJmioの特徴は通信量を節約できる通信速度切り替え機能や、低速になってからもデータ読み込みの最初だけ最大速度が出せる「初速バースト」といった、高い技術力が可能にした機能がある事や、国内通話のみではなく、海外への通話も32ヵ国一律10円/30秒(非課税)で提供しています。手順は「みおふぉんダイヤルアプリ」から「国番号+相手先電話番号」を入力するだけですので、海外の人とコミュニケーションを多く取る方はIIJmioが向いているようです。

IIJmioの母体のIIJはホームページ内にある事業を行っているので、IIJの法人の顧客に対しての営業活動に力を入れております。なので、そのまま法人の顧客が多いいと言う現実ですが個人のユーザーでもでも十分満足出来る格安SIMという口コミが多い現状です。

UQモバイル

「UQ!」でお馴染みのUQmobile。UQmobileのUQの意味はUniversal Qualityの頭文字を取ったものです。

UQ mobileでSIMだけ契約すると、他の格安SIM会社より月額料金が170円高い。

実際の価格で、人気のmineoは安い格安SIMが3GBプランで1,510円、UQ mobileは1,680円です。170円でも1年使えば2040円の価格の差が出ます。この170円は格安SIM業界でNo.1の通信速度を維持するための必要なコストという事です。

格安SIMの契約後の一番の不満の大抵が通信速度が遅いことですので、普通の格安SIMですと、お昼や夕方には必ずと言って良い程通信速度が遅くなる傾向が見られます。対してUQ mobileは格安SIM業界の中で通信速度が圧倒的に速いゆえに、価格設定が若干高めです。

UQ mobileは、SIMだけの契約ですと料金が月額170円高いのですが、端末セットでの契約ですと業界最安値レベルです。デメリットは、UQ mobileの場合、自分の端末が使えるか否か調べるのに手間がかかる事でしょう。

UQ mobileを利用したい方はぴったりプランかおしゃべりプランを選んで端末セットを契約する道を歩む事をお勧め致します。CMで藤原紀香さんは「乗りかえる」と言っておりますが、「買いかえる」が正解ですね。

通信速度が安定していて朝や昼でも通信速度が5Mbps以下まで落ちることが無いので、いつの時間帯でも動画やネット、ゲームをストレス無く利用する事が出来ます。

DMMモバイル

2019年に注目している格安SIM会社です。

DMMモバイルの一番の魅力は、業界最安値の料金プラン。例えばデータSIMは業界最安値の月額440円からプランが用意されており、通話SIMは人気の5GBプランで月額1,910円とこちらも業界最安値です。今まで他社が価格を下げれば、DMMモバイルは直ぐに価格を下げて来ております

DMMモバイルの価格の安さの秘密は、一度に大量の通信量をドコモから購入しているからなのです。DMMモバイルは通信量のまとめ買いをしている=それだけ通信量のキャパシティーが大きいということですので、通信速度の速さにも定評があります。

DMMモバイルのコスパのもう一つの理由は、実店舗を持っていないことです。が、一般のユーザーに取っては不安の要素の1つにもなります。

DMMモバイルはdocomoのスマホやiPhoneをお使いの方は、SIMロック解除をすることでそのまま利用できる機種もありますが、こちらは調べるのに手間がかかりますし、乗り換えるのなら基本docomoからのみの乗り換えをお勧めします。

Y!mobile

Y!mobileは厳密に言えば格安SIM会社では無いのですが、一般的に格安SIM会社として認知されております。Y!mobileのスマホプランS/M/Lには大手キャリアと同じく「2年縛り」があります。かわりにスマホベーシックプランは最低利用期間がありませんが割高の料金設定になっています。

この2年縛りは格安SIMユーザーに取っては不便に感じるかもしれません。

格安SIMにすると、フリーWiFiが利用出来なく成る事が多いのですが、Y!mobileの場合はソフトバンクWiFiを利用することができます。外出先でもデータ通信量を消費することなく高速通信を利用する事が出来るのはメリットです。

まとめ

2019年は格安SIM各社にとって勝負の年。

LINEモバイル(シェアランキング8位)など予想外に今年獲得シェアが振るわなかった会社も、様々なサービスを付随して来ると思われます。そして来年は資本がある格安SIM業者が、伸び悩む格安SIM業者を統廃合する可能性は非常に高いと思われます。

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