iPhoneSEが発売となり、乗り換えを検討している方も多いのではないでしょうか。
iPhone5シリーズからどのような進化を遂げたのかは気になる部分です。
外見の変化はiPhone5からほぼ変化がないため、どこらへんが進化したのか分かりづらい部分があります。
今回の記事では「iPhoneSEのスペックまとめ|3分で分かるiPhoneSEのすべて」と題して、
基本的なスペックのまとめと比較、iPhoneSEの特徴や進化したポイントを分かり易くご紹介します。
iPhoneSEへの乗り換えを考えている方は必見です。

1 まずはスペックを較べてみました

iPhone SEが発表!

iPhoneSEは実際にどのような進化を遂げたのか。
スペック的な進化はもちろんですが、旧機種との比較は以下のようになります。

スペック比較

iPhoneSEを、前作のiPhone6s、iPhone5sと比較しました。
注目するべき点は太字にしています。

iPhoneSE  iPhone6s iPhone5s
機種画像 iPhone SEが発表! iPhone6plus iphone-5s
カラー シルバー
ゴールド
スペースグレイ
ローズゴールド
 シルバー
ゴールド
スペースグレイ
ローズゴールド
シルバー
ゴールド
スペースグレイ
液晶画面
解像度
Multi-Touch
4インチ
3D Touch
4.7インチ
Multi-Touch
4インチ
大きさ
(幅×高さ×厚み)
123.8 x 58.6 x 7.6mm 138.3 x 67.1 x 7.1mm 123.8 x 58.6 x 7.6mm
重さ  113g  143g 112g
プロセッサ  Apple A9  Apple A9  Apple A7
容量  16GB/64GB  16GB/64GB/128GB  16GB/32GB//64GB
メインカメラ
画素数
1200万画素  1200万画素 800万画素 
ビデオ撮影 4K/30fps
1080p/30fpsまたは60fps
Live Photos
4K/30fps
1080p/30fpsまたは60fps
Live Photos
1080p/30fps

・A9チップ

A9-Chip

iPhoneSEは見た目とは裏腹に大きな進化を遂げていることが分かります。
特筆するべき点は、CPUにiPhone6sと同様の高性能プロセッサー「Apple A9」を搭載していることです。
同様の小型端末であるiPhone5sと比べ、

・2倍速いCPUパフォーマンス(iPhone 5sと比較)
・3倍速いGPUパフォーマンス(iPhone 5sと比較)

となり、4インチという小型端末最強の性能となっています。

・カラーバリエーション

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iPhoneSEのカラーはiPhone6sと同様の四色展開になります。

シルバー
ゴールド
スペースグレイ
ローズゴールド

ローズゴールドはiPhone6sから登場した新色で女性人気は当然のこと、男性からも支持される上品な桜色で高級感があります。
アップルが作り出すカラーはゴールドでもそうですが、ケバケバしい発色になりがちな特色を抑えめで持っていて飽きのこないカラーに抑えることを得意としています。
iPhone5シリーズの特徴であるアルミニウム削り出しで、上質な存在感のあるデザインにローズゴールドは非常にマッチしているのではないでしょうか。

・大きさ

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iPhoneSEの大きさ123.8 x 58.6 x 7.6mmの4インチ。
これはiPhone5sとまったく同じ大きさとなっています。
iPhone6sが138.3 x 67.1 x 7.1mmの5インチですから、iPhoneSEのサイズは片手で操作のしやすいコンパクトなスマホといえます。
近年スマホは大型化が進んでおり、iPhoneSEの4インチサイズは貴重なサイズです。
さらに薄さ7.6mmはライバルの位置づけである、XperiaZ5 Compactの8.6mmと比べても驚異的な薄さであることが分かります。
端末を小ささと薄さはトレードオフの関係になることが多く、iPhoneSEのように小ささと薄さを両立させることは難しいです。
そういった点においても、iPhoneSEは小型で高性能最強端末といっても過言ではないでしょう。

・重さ

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iPhoneSEの重さ113g。iPhone5sから1g増量となりますが誤差の範囲でしょう。
iPhone6sが143gですので、iPhoneSEのほうが30g軽いことになります。
小型端末の代表であるXperiaZ5 Compactが138gですので、iPhoneSEの113gの軽さは特筆すべき点です。
重さよりも画面サイズを重要視する場合は別ですが、スマホにとって軽いことはメリットでしかありません。

・容量

iPhoneSEでは16Gと64Gの二種類が用意されています。
32Gと128Gはラインナップにありませんので、
クラウド重視のライトユーザーは16G、通常は64Gを選ぶのが妥当です。

・メインカメラ

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iPhoneSEのメインカメラの画素数はiPhone6s同様の1200万画素
iPhone5sが800万画素ですから約400万画素アップしたことになります。
カメラの性能は画素数だけでは測れませんが、レンズの強化もはかられており画素数の向上がカメラ画質に直接影響を与えていると感じます。
作例をみても、分かり易く進化している点ではないでしょうか。

・ビデオ撮影

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ビデオ撮影は大きく進化しました。iPhone6sに全くひけをとりません。
4Kビデオ撮影(3,840 x 2,160、30fps)
1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
映画レベルのビデオ手ぶれ補正(1080pと720p)

バッテリー比較

スマホの性能面で最も気になる部分のひとつがバッテリーの持ち時間。
どんなに高性能なプロセッサーを搭載していて、目をみはるような高精細なディスプレイを持っていても
電池の持ちが悪ければ使い物になりません。
また、バッテリーは使えば使うほど減少してしまう場合もあるため、出来るだけ電池持ちのいい端末を選びたいもの。
iPhoneSEの電池持ちはどの程度のものか、iPhone6sと比較してみました。

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連続通話時間、連続待受時間こそiPhone6sと変わりませんが、
それ以外の部分で3時間ほど長持ちする結果が出ています。
特にブラウジングやビデオ再生はiPhoneSEで使用頻度の高い部分ですので、確実に進化したといえます。
ビデオ再生が2時間アップしているということは、映画一本分多く見られるということです。
iPhone5の電池持ちがそろそろ限界に近づいている方も多くいるでしょうから、バッテリーの強化は嬉しい部分ですね。

2 iPhoneSEの7つの魅力

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iPhoneSEのスペックは前項にて解説しました。
この項ではiPhoneSEがもたらす、他のiPhoneシリーズよりも優れている点を中心に
進化した項目を7つに分けご紹介します。

このデザインは根強い人気

iPhoneSEの予約は3月24日から

iPhone SEには、iPhone5シリーズで採用されたと人気の高いデザインをさらにブラッシュアップさせています。
ビーズを吹き付けてサテンのような仕上げを持たせたアルミニウムから作られるボディは高級感があります。
4インチというコンパクトさ、113gのさを維持していることにより、手の中に心地よく収まるように設計されています。
面取りしたマットなエッジと、ボディの色に合わせたステンレススチールのロゴが、iPhone SEのデザインを引き立てています。
iPhone6sシリーズで賛否をよんだアンテナのラインを排除しているiPhoneSEのデザインは洗練されているのではないでしょうか。
またカメラの突起もなく、フラットな形状です。
iPhone5シリーズのデザインは根強い人気があるのも事実ですし、iPhoneSEのデザインはさらにそれを強化させた最終形態といえます。
この形状でのiPhone7なんていうのも見てみたい気がします…。

スマートフォン史上、最もパワフルな4インチ

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iPhone SEの中心にあるのはA9チップと呼ばれる最新のプロセッサーです。
これはiPhone 6sに搭載されているものと同じアップルの先進的なチップ。
デスクトップクラスの64ビットアーキテクチャを持つA9チップは、スピードと反応の良さをもたらします。
さらにゲーム用コンソールクラスのグラフィックパフォーマンスを発揮するので、ゲームや様々なアプリケーションでの体験が
驚くほどスムーズに動作します。

極めて効率的なM9モーションコプロセッサも搭載しています。
A9チップに直接組み込まれているM9モーションコプロセッサは、歩数や移動距離などの様々なフィットネスデータを記録できるように、
加速度センサー、コンパス、ジャイロスコープとつながっています。
アプリケーションやゲームのスピード以外にも様々な機能が向上しています。
高性能なiPhone6sと同等のスペックをコンパクトで軽いiPhoneSEの中にギュッと詰め込みました。

ひとつのカメラとして

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12メガピクセルのiSightカメラを使えば、iPhone 6sで撮影したようなシャープで精細な写真が撮れます。
1080p HDビデオの最大4倍の解像度を持つ、鮮烈な4Kビデオを撮影するだけでなく、編集することもできます。
iPhone5s等の小型端末から大きく進化したメインカメラは?/2.2の開口部のスマホとしては明るめのレンズを採用しているので、
同等の解像度の他のスマホに比べ輝度の高い撮影が可能です。
ノイズリダクションもさらに強化されました。

・Live Photos

Live-Photos

iPhoneSEにはiPhone6sから搭載されたLive Photosに対応しました。
Live Photosは前後の数秒間を動画として撮影する機能。
普通の写真として閲覧することはもちろんのこと、タッチすることで「動く写真」を表現しています。

Live Photosは写真にサウンドと動きを加えて、思い出を瞬間的に蘇らせます。
12メガピクセルの写真のどこかにタッチして長押しするだけで、撮った一瞬の前後の時間を体験できるので、
写真がいきいきとした思い出に変わります。
Live Photosはロック画面に設定することができるため、ロック画面をタッチすることで「動く待受」を体験できます。
iMessageでLive Photosの共有もできます。

・FaceTime HDカメラ

Retina Flashを搭載したFaceTime HDカメラでセルフィー美しく撮影されます。
FaceTime HDカメラのフラッシュとして機能し、Retina Flashはディスプレイが通常より3倍明るいフラッシュを発光できるようにする
カスタムディスプレイチップにより駆動します。
明るさの足りない場所や夜でもあなたを照らし、美しいセルフィーを撮れるようになりました。
さらに、環境光に合わせてTrue Toneフラッシュを調節するので、より実際に近い色と自然な肌のトーンを再現します。

・iCloudフォトライブラリ

iCloudフォトライブラリを使用すれば、撮影したすべての写真とビデオを保存し、
持っていのすべてのデバイス上で最新の状態に保ちます。
手を加えたあらゆる編集は、すべてのデバイス上に反映されます。

Touch IDの進化

touch-id

iPhoneでは当然の機能となた指紋認証も更に進化しました。
Touch IDを使えば、あなたのiPhone SEのロックを簡単に、そして安全に解除できます。
同じものが二つとしてなく、手にある指紋が、完璧なパスワードになります。
指紋認証による解除もより高速に。

より速い4G LTEとWi-Fi

ネットサーフィンを楽しむ。
アプリケーションやゲームをダウンロードする。
ビデオをストリーミングする。
そのすべてを802.11ac Wi‐Fiや4G LTEを使って、iPhone 5sより一段と速いスピードで体験できます。
しかもiPhone SEは、より多くのLTE周波数帯に対応。
世界中で一段と快適なローミング接続を利用できます。
iPhone SEはVoice over LTE(VoLTE)にも対応しているので、広帯域で高品質な通話ができます。
さらにBluetoothテクノロジーによって、Apple Watchや外部のスピーカーなど、ほかのデバイスとも常につながっていられます。

・最大19のLTE周波数帯
・最大150 Mbps 4G LTE経由
・最大433 Mbps Wi-Fi経由

最新のOSを標準搭載

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iPhoneSEは最新のOSであるiOS 9.3を搭載しています。
「当然では?」と思われがちですが、最新機種の大きなメリットのひとつであるといえます。
iOSに限ったことではありませんが、最新機種に最適な状態で最新のOSが開発されているため、
旧機種をアップデートするよりも、快適な状態で利用することが出来ます。
OSと端末が一体となってこそユーザビリティーの向上につながります。
そういった点で最新OSであるiOS 9.3を最大に活かせる端末がiPhoneSEです。
使いやすいインターフェイス。驚きの機能。セキュリティを重視した設計。
最も先進的なモバイルオペレーティングシステムであるiOS 9.3は、iPhone SEの基盤です。
iPhone上での見た目も動きも美しくデザインされているので、とても単純な操作でさえより快適に利用できます。

iOS 9についてさらに詳しく

iPhoneSEが搭載するiOS 9.3はどのようなところが強化されたのでしょうか。

・Night Shift

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夜間に明るいブルーライトにさらされると、24時間周期の体のリズムに影響が生じて寝つきが悪くなることがあると多くの研究が示しています。
Night ShiftはiOSデバイスの時計とジオロケーションを使って現在地の日の入りの時刻を推定し、
自動的にディスプレイのカラーを暖色系の色域に切り替えます。
そして朝になると通常の設定に戻します。

ナイトシフトモードは睡眠を妨げるとされるブルーライトを夜間にカットするモードです。
これで夜にiPhoneやiPadを見ても、目への負担を軽減できるかもしれません。
またメモアプリにはTouch IDによるロック機能が搭載されるなど、使い勝手の向上が図られています。

・メモにロックを

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メモは、あらゆる時にあらゆることに使われるアプリケーションの一つです。
これからは、お金の情報、健康情報、ウェブサイトのログイン情報など、
あなたの最も個人的なデータが書かれたメモをパスワードや指紋で保護することができます。
作成日、編集日、タイトル順に並べ替えるのも思いのままです。

・ヘルスケアの強化

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健康や体調を管理するための他社製アプリケーションを見つける方法が、これまで以上にシンプルになりました。
体重、ワークアウト、睡眠分析などのカテゴリーに新たにスライダメニューが加わり、
ヘルスケアのダッシュボードに簡単に追加できる優れたアプリケーションの数々が表示されます。
ヘルスケアアプリケーションでは、Apple Watchで測定したムーブ、エクササイズ、スタンドのデータやゴールも表示されるようになりました。
そのため健康に関するあらゆる数値を一か所で確認できるだけでなく、他社製アプリケーションとのデータの共有も簡単です。

以上のように、iPhoneSEは旧機種から大きな進化を遂げた端末です。

3 iPhoneSEの価格

実はiPhoneSEの優れた点に価格の安さがあげられます。

SIMフリー版iPhoneSEとiPhone6s/Plusの価格比較

まずはSIMフリー版iPhoneSEの価格は以下の通りです。

sim

SIMフリー版iPhoneSEの価格がほかのiPhoneシリーズに比べて安く設定されていることが分かります。
16G、32GともにiPhone6sと比べて、iPhoneSEは約36,000円ほど安くなっています。
SIMフリー版iPhoneSEを一括購入した場合、本体の価格設定が安くなっているため、
新機種への移行がしやすいのではないでしょうか。
年々、iPhoneの価格は上昇傾向にありましたので、この価格設定は比較的良心的です。

ドコモ・au・ソフトバンクのiPhoneSE価格比較

続いて3大キャリアの価格をまとめたが以下になります。

kakaku

・ドコモのiPhoneSEの新規契約・機種変更・MNPの機種代金

docomo Online Shop

16GB               64GB
一括価格 57,024円         69,984円
分割価格 2,376円            2,916円
月々サポート -1,944円           -2,106円
購入サポート なし       なし
2年間月負担 432円      810円
実質価格 10,368円               19,440円

・auのiPhoneSEの新規契約・機種変更・MNPの機種代金

au Online Shop

16GB                       64GB
一括価格 56,880円              69,480円
分割価格 2,370円     2,895円
毎月割 -1,920円                    -2,220円
購入サポート なし     なし
2年間月負担 450円    675円
実質価格 10,800円                16,200円

・ソフトバンクのiPhoneSEの新規契約・機種変更・MNPの機種代金

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16GB                        64GB
一括価格 56,880円               69,840円
分割価格 2,370円     2,910円
月月割 -1,920円                   -2,235円
購入サポート なし     なし
2年間月負担 450円    675円
実質価格 10,800円              16,200円

三大キャリアのiPhoneSEの価格は横並びといったところです。
上記の価格に様々なキャンペーンを適用することで維持費はさらに安くなります。
ソフトバンクとauは完全に横並び、ドコモは16GBは安いですが
64GBは割高になります。

4 ずばりiPhoneSEを買うべき人は、こんな人

無題

iPhone6sのサイズに耐えられない

iPhoneSEのスペック比較

4.7インチのスクリーンであるiPhone6sの画面の大きさに耐えられないという方。
片手で楽に操作できる4インチから4.7インチに変えて使いづらさをおぼえたユーザーは多くいるでしょう。
やはり至高のサイズは「iPhone 5」だった、と感じる方には間違いなくおススメです。
ポケットにすっぽりと収まり、どんな服装でも違和感なく収納できる小回りのきく「4インチ」へのこだわり。
「モバイルとは楽に持ち運べてこそモバイルだ」
iPhone5sでは苦しくなってきたスペックの問題もしっかりとクリアしたiPhoneSEは名機となるでしょう。

とにかくデザインが好き

iPhone SEが発表!

「iPhone SE」は昔のiPhoneのような外観で面白味がないのかもしれません。
もしローズゴールド以外のカラーを選んだ場合、ぱっとみてiPhone5sと区別がつかないでしょう。

果たしてiPhone5sのデザインは古臭いものでしょうか。
iPhone6sにはiPhone6sのデザインの良さがあり、iPhone5sとほとんど同型のiPhoneSEにはiPhoneSEの良さがある。
もはやiPhoneのひとつのバリエーションと捉えるべきで、どちらのシリーズが新しいというわけではないような気がします。
とくにアルミ感や質感においてiPhoneSEのデザインはすでに完成しているように思えます。
根強いファンがいるのも頷けます。

なるべく安く購入したい

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SIMフリー版のiPhoneSEはiPhone6sと比べて約36,000円ほど安くなっていますので
一括購入などではお得になります。
スペックもiPhone6sと遜色ないため、快適な操作性を実現しています。
「値段の割に性能がいい」といえるでしょう。

まとめ:小型でありながら、性能も妥協していないiPhoneSE

iPhone SEは2013年のiPhone 5sやそれ以前の小型スクリーン搭載iPhoneを今も所有し、小型モデルを好むユーザー向けの端末といえます。
小型スクリーンを許容でき、コンパクトでポケットに収まりやすい、4インチフリークにはうってつけのiPhoneです。
大型のiPhone 6sはどうしても受け入れがたい方にはまさに理想の端末といえるでしょう。

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