「MNPでドコモに乗り換えたいけど、今の機種代金の分割払いはどうなるの?」

そんな疑問を持たれている方は多いのではないでしょうか。

携帯電話会社を変えるわけですから、分割払いが残っていると、ちょっと不安になりますよね。

今回はMNPでドコモに乗り換える場合、他キャリアの機種代金の分割が残っているとどうなるのか、またドコモに乗り換える手順について詳しく解説していきます。

今の機種の分割金が残っている場合、支払いはどうなるの?

他キャリアからMNPでドコモに乗り換える場合、なるべく余計な手数料や出費は抑えたいところですよね。

そんな中でも気になるのが機種の分割代金。
最近のスマートフォンは高額なものが多いため、分割代金もかなりの額になっている方も多いのではないでしょうか。

大手キャリアであるauとソフトバンクの場合はどうなっているのか、確認していきましょう。

auの場合

ではまずauの場合から確認していきましょう。
au公式ページでは

機器代金の分割支払い残額がある場合、解約後も引き続きお支払いいただきます。
解約されると、毎月割が前月利用分をもって終了いたします。
また「アップグレードプログラム」をご利用の場合は、これまでお積み立ていただいたプログラム料をお返しすることができません。

となっています。

毎月割は新規契約や機種変更の際に対象機種購入と同時に指定のデータ定額サービスに加入することを条件に、利用代金から最大24カ月間割引になるサービスです。

アップグレードプログラムは対象機種の購入時に加入し、機種代金を割賦契約(24回)にすると、12カ月間利用後新しい機種に変更した場合、それまで利用していた端末の分割支払い金額の残額の一部(最大7カ月)を無料にするプログラムのことです。

これらの割引サービスを利用していた場合、契約月数によっては解約の際に割引を受けていた分の費用が発生することになります。
MNPで乗り換える際には、機種の分割期間をしっかり注意しておきたいですね。

ソフトバンクの場合


ではソフトバンクの場合はどうでしょうか。
公式ページでは

Q.携帯電話を解約する際、機種の分割支払金は一括払いが必要ですか?

A.一括払いは必要ありません。ご解約時に機種の分割支払金が残っている場合、お支払い完了まで引き続き分割でお支払いただけます。

となっています。

分割支払金は一括払いか支払終了まで分割で支払うかのどちらかになりますが、ソフトバンクの場合それに加えて「月々割」が問題になってきます。

月々割は新しく機種を購入する場合、月々の利用料金から一定額を割引するサービスです。
通話料や通信料などが24カ月間割引になるので、端末の購入と共に加入されている方も多いと思います。

ソフトバンクの場合解約する場合月々割は受けられないことになるので、月々の分割代金+月々割の費用を払い続けなくてはなりません。

最初に一括払いをしている場合は問題になりませんが、購入からさほど月数がたっていない場合かなりの負担金になる場合もあるので注意が必要です。

そのほかにも機種変更の際に何か割引サービスを受けている場合、月々割のように実費を払わなくてはならないこともあるので、MNPの際には確認しておくようにしましょう。

他キャリアからドコモに乗り換える場合の手続きは?

分割代金の注意点について確認したところで、MNP手続きについて確認していきましょう。

他キャリアからドコモへのMNPの手続きを行う場合、

  • MNP番号の取得
  • ドコモでの新規契約

の二つの手順だけでドコモに乗り換えることができます。

MNP予約番号を取得する

まず「MNP予約番号」というキャリア乗り換えの際に必要になる番号を取得します。

MNPは「携帯番号ポータビリティ」の略で、現在使っている電話番号をそのままに他社に乗り換える手続きのことで、その手続きのために番号が必要になります。

MNP予約番号は現在契約しているキャリアのショップはもちろん、電話やインターネットからも取得することができます。

MNP予約番号取得に費用は掛かりませんが、有効期限は15日間になっているので、うっかり期限切れなんてことにならないように気を付けましょう。

MNPの取得方法(au)


MNP予約番号を取得方法として、現在auをお使いの場合は「電話」、「EZ-Web」、「auショップ」の3つの方法があります。

受付窓口 受付時間 注意点
電話 午前9時から午後8時 0077-75470(au携帯電話、一般電話共通、無料)
EZweb 午前9時から午後9時30分 スマートフォンでの対応はなし
auショップ 各店の営業時間

この中で一番おすすめなのは電話での取得です。
EZwebはスマートフォンでの対応はありませんし、auショップで手続きするのはどこか気まずさを感じてしまうことの方が多いともいます。

その点電話ならスマートフォンで手続きが取れますし、受付時間も長めになっているので「日中は忙しくてなかなかショップに行けない」という方でも手続きしやすいのではないでしょうか。

電話でMNP予約番号を取得する場合、

  1. 指定の電話番号に電話する
  2. 1番の「予約の申し込み、お問い合わせ」を選択し、オペレーターにつながるのを待つ
  3. オペレーターにつながったら、 「MNP予約番号の発行をお願いします」と伝え、質問に答えていく

以上の3つの手順でMNP予約番号を取得することができます。

またauからMNP転出する際の注意点としては費用があり、

  • MNP転出手数料 3,240円
  • 契約解除料 1万260円(2年契約)or 3,240円(1年契約)

と合計1万5,000円程度の費用がかかります。

ただ契約更新月にMNP手続きを行えば契約解除料はかからないので、auショップや月々の支払明細などで契約更新月を確認しておくことをおすすめします。

MNPの取得方法(ソフトバンク)


ソフトバンクでMNP予約番号を取得する方法は「お問い合わせ窓口」、「My SoftBank」、「ソフトバンクショップ」の3つの方法があります。

受付窓口 受付時間 注意点
携帯電話番号ポータビリティ(MNP)
お問い合わせ窓口
午前9時から午後8時 ソフトバンク携帯電話からは*5533(無料)
一般電話からは0800-100-5533(無料)
My SoftBank
(3G ケータイ版のみ)
午前9時から午後9時30分 iPhone、スマートフォン、4G ケータイ、AQUOS ケータイでは申し込めません。
ソフトバンクショップ 各店の営業時間 シンプルスタイル(プリペイド携帯電話)の契約者がMNP予約番号を取得する場合は、ソフトバンクショップのみでの申し込みになります。

auの場合と同じく、一番おすすめな方法は電話で発行してもらう方法です。

MySoftBankはスマートフォン未対応ですし、ソフトバンクショップの場合は営業時間の制限や、お店の方とのやり取りが億劫に感じてしまう方も多いと思います。

シンプルスタイルを利用されている場合はソフトバンクショップのみの申し込みとなりますが、特に理由がなければ電話で取得したほうがスムーズでしょう。

  1. 電話でMNP番号を取得する場合
  2. 窓口に電話をかける
  3. 音声ガイダンスに従って数字を入力する
  4. オペレーターに「MNP予約番号の発行をお願いします」と伝え、質問に答えていく

上記の手順を踏むだけで簡単にMNP予約番号を取得できます。

MNP予約番号取得、と聞くと難しそうな手続きに思えるかもしれませんが全体で5分から10分程度ですんでしまいますよ。

ソフトバンクもauと同じく

  • MNP転出手数料 3,240円
  • 契約解除料 9,500円

がMNP転出の際に費用としてかかってきます。

この際も契約更新月にMNPを行えば契約解除料はかからないので、ソフトバンクショップや月々の明細などで契約更新月を確認しておくようにしましょう。

ドコモでMNP契約の手続き

無事MNP予約番号を取得できたら、有効期限の15日間のうちにドコモで契約の手続きを行います。基本的に手続きはドコモのスタッフの方がすべて行ってくれるので、待っているだけでOKです。

もし「日中は忙しくてショップに行っている時間がない…」という場合は、ドコモオンラインショップの利用がおすすめです。

ドコモオンラインショップはドコモが直営しているオンラインショップで、

  • 在庫が充実しており、人気のスマートフォンでも手に入りやすい
  • ショップに行くよりも登録や審査の時間が短くて済む
  • 24時間いつでも手続き可能

と言ったメリットがあります。

手続きは

  • dアカウントのIDとパスワード(持っていない場合は新規取得)
  • クレジットカードまたは特定の金融機関口座

を準備し

  1. ドコモオンラインショップにログイン
  2. おすすめの製品を確認
  3. 自分に合った料金プランを探す(シュミレーション有り)
  4. ケータイ補償について確認
  5. 「商品」「受け取り方法」「料金プラン」「お支払い情報」「キャンペーン・割引」を申し込む
  6. 商品を受け取り、データを移行する
  7. UIMカードの取り付けなど開通手続きを行う

といった手順でショップに行くことなく、MNP手続きを行うことができます。

「ショップに行った方が安心」という方もさまざまなメリットがあるので、ドコモオンラインショップでの乗り換えを検討してみることをおすすめします。

MNPでドコモに乗り換える際の注意点

MNPで他キャリアからドコモに乗り換える場合、高額な割引が受けられたり、キャンペーンを利用できたりとさまざまなメリットがあります。

しかしその一方で安易にMNPで乗り換えようとすると思わぬ手数料がかかってしまったり、かえって月々の料金が高額になってしまうといった事態になってしまうこともあります。

MNPでドコモに乗り換える際には、以下のポイントに注意するようにしましょう。

MNP転出の際に手数料や解約金がかかる

上記でも少し触れましたが、MNP転出の際には

  • MNP転出手数料 3,240円
  • 契約解除料 9,500円

と1万5,000円近い費用がかかってきます。

MNP転出費用については安く済ませる方法はありませんが、契約解除料については契約更新月に解約すれば費用が発生することはありません。

キャリアによって多少の違いはありますが、ショップに問い合わせたり、公式ホームページには必ずMNP転出の際の費用が記載されているので、必ず確認しておくようにしましょう。

分割代金や割引サービスの解約金も追加でかかることがある

こちらも同じく、分割代金が残っていて割引サービスを受けている場合は、解約後分割代金に割引分は上乗せになったり、割引サービスの解約料を支払わなくてはならないこともあります。

一括払いで支払っている場合は問題ありませんが、場合によっては月々かなりの負担になることもあるので、注意が必要です。

キャリアメールが使えなくなる

MNPの場合電話番号はドコモに乗り換えても同じものを利用することができますが、キャリアメールは廃止になってしまいます。

そのためメールでのやり取りが多い方には事前にメールアドレスが変更になることを伝え、新規契約後には新しメールアドレスを伝える必要があります。

最近はLINEなどのメッセージアプリで連絡を取ることが増えてきているので、そうしたアプリを利用して連絡しておくとスムーズかもしれません。

家族割などを利用していた場合はかえって月々の料金が高くなることもある

キャリアによっては家族で契約することで家族内通話が無料になったり、月々の費用から割引が受けられたりと、さまざまなサービスを提供しています。

もし家族全体で他キャリアを契約している場合は、こうしたサービスが受けられなくなるため、月々の費用が高額になってくる可能性があります。

もし今のキャリアのサービスに不満を感じている場合は、家族全体で乗り換えてしまうのもおすすめです。

家族で乗り換えると人数分の割引が受けられることもあるので、家族の内何人かが機種変更を考えている場合は、よりお得になることもあります。

MNP転出の際はどうしても自分の契約ばかり目が行きがちですが、家族でお得になるかどうかも合わせて検討するようにしましょう。

ドコモへMNPするなら家族まとめてが大変お得になります。詳しくは、ドコモ乗り換え(MNP)は家族ごとが絶対おすすめの理由をご覧ください。

ドコモMNPで分割払いの料金が残っている場合のまとめ

MNPでドコモに乗り換える場合、気になるのは分割払いの代金が残っている場合です。

基本的に分割払いの代金は支払いが終わるまで払い続けることになりますが、月々何かしらの割引サポートを受けている場合はそのサポートが受けられなくなるので「分割代金+割引を受けていた額」を支払うことになってしまいます。

MNPの手続き自体は簡単にできますが、分割支払期間がどれぐらい余っているか、契約更新月かどうかなどで思わぬ負担が発生してしまう可能性もあります。

MNPを考えている場合はショップや月々の明細を確認するなどして、一番お得に乗り換えられるときに手続きを行うようにしましょう。

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