dカード GOLDを使っているけれど今ひとつメリットが感じられないという場合に、一番に思い浮かぶことはdカード GOLDの解約です。

けれどもドコモの利用を続けるつもりなら dカード GOLDの解約ではなくdカードへダウングレードすることをおすすめします。

実はdカード GOLDからdカードへダウングレードは、とても簡単にできるのです。

dカード GOLDのメリットが減ってしまうケースとは

最初にdカード GOLDとdカードの違いについておさらいしておきましょう

dカード GOLD dカード
入会条件 20歳以上(学生は除く)で安定した継続収入のある方 18歳以上(学生は除く)で安定した継続収入がある方
年会費 10,000円(税抜) 初年度無料
2年目以降:1,250円(税抜)
前年度1回以上の利用で無料
家族カード年会費 1枚目無料
2枚目以降:1,000円(税抜)/枚
初年度無料
2年目以降:400円(税抜)/枚
本会員か家族会員が前年度に1回以上の利用で無料
ETCカード年会費 無料 初年度無料
2年目以降:500円(税抜)
前年度に1回以上の利用で無料
ポイント還元率 1%(100円ごとに1ポイント) 1%(100円ごとに1ポイント)
携帯電話・ドコモ光利用料金のポイント還元率 10%(1,000円ごとに100ポイント) 1%(100円ごとに1ポイント)
ケータイ補償 最大10万円
(購入から3年以内)
最大1万円
(購入から1年以内)
お買物あんしん保険 年間300万円 年間100万円
海外旅行保険 最大1億円 なし
国内旅行保険 最大5,000万円 なし
dカード GOLD年間ご利用額特典 利用額に応じてコースあり なし
空港ラウンジ無料特典 あり
(全国28ヵ所)
なし
海外レンタカー
優待サービス
あり あり
海外緊急サービス 無料 10,000円(税抜)

年会費の元が取れなくなったら考えどき

表でご覧いただいたとおり、ドコモユーザーならおトク感がかなり大きいdカード GOLDですが、ケータイやスマホをドコモからauやソフトバンク、あるいは格安SIMのMVNOに乗り換えたり、光回線をドコモ光から他社へ変更したりした場合には、通信費だけで年会費の元を取ることは難しくなります。

dカード GOLDの会員特典をあまり利用していない場合などで、年会費の元が取れなくなったかも?と思ったら、dカード GOLDを持ち続けるかどうかを考えるときかもしれません。

乗り換え先にもっとおトクなカードがあるとき

ケータイやスマホの乗り換え先がauならau WALLET クレジットカード、楽天モバイルなら楽天カードというように、それぞれの通信会社ごとにメリットが大きくなるクレジットカードがあります。

年会費を毎年税抜きで10,000円払う価値があるのは、ドコモのケータイ料金+ドコモ光の月額使用料に対する10%もの高いポイント還元率があることか大きいのです。

それらがなくなってしまったうえ、家族カードやETCカードの利用などもないなら、年会費が掛かるdカード GOLDを持ち続けるメリットはかなり小さくなってしまいます

dカード GOLDをやめるには解約しかない?

dカード GOLDを持ち続けるメリットがなくなった場合、解約を急ぐのは得策ではありません。

dカード GOLDを解約することなくdカードへダウングレードすることができるからです。

dカード GOLDはすぐにやめなくても大丈夫

dカード GOLDは、毎年税抜きで10,000円の年会費が掛かります。年会費は年に一度まとめて請求されてしまい、年の途中で解約したからと言って月割りで返金されるわけではありません。

つまり次の年会費の支払い月が迫っていなければ、あわててdカード GOLDをやめる必要はありません

dカード GOLDをやめるとクレジットカードがなくなってしまう場合には、やめてしまう前に新しいクレジットカードを用意しておくことをおすすめします。

クレジットカードの申込みには審査がありますが、もし、月額使用料を滞納したことがあったりキャッシングの枠を超えそうになっていたりすると、審査に通らないこともあるためです。

また、クレジットカードの新規申込みから手元にカードが届くまでには、おおよそ10日から2週間前後掛かります。

さらにクレジットカード払いにしている公共料金やネットショップなどに、新しいカード情報を知らせなければならなりません。dカード GOLDを解約する前に新しいクレジットカードの心づもりをしておかなければ、かなり不便な思いをすることになるのでご注意ください。

dカード GOLDの年会費を支払うタイミングを確認

dカード GOLDの年会費をいつ支払うかによっては、手続きを急ぐ必要が生じる場合があります。最初の年会費が発生するタイミングは、入会した月の翌月10日です。

たとえば、2017年10月10日に入会すると、締め日は10月15日となり初回の年会費は11月10日に引き落とされます。この場合、2回目の年会費は2018年11月10日に引き落とされることになりますが、退会またはダウングレードの手続きを9月15日までに済ませておかなければ、2回目の年会費は引き落とされてしまいます。

別の例で、2017年10月20日に入会すると、締め日は11月15日となり初回の年会費は12月10日に引き落とされます。そして2回目の年会費は2018年12月10日に引き落とされます。年会費を支払わずに退会またはダウングレードしたいなら、手続きは10月15日までに済ませておかなければなりません。

つまり、入会日が1~15日の場合は、入会した月の前半に退会またはダウングレードしても、すでに次の年の年会費が発生していることになるのです。年会費は月割り計算されないため、たった1日違いで1年分まるまる請求されてしまうため、入会した日にちをよく確認しておくことをおすすめします

入会日は、クレジットカードが送付されてきたときにカードが貼り付けられていた台紙に記載されています。また、dカードゴールドデスクに電話で問い合わせて確認することも可能です。

dカード GOLDは解約せずにダウングレードできる

dカード GOLDには年会費が必要ですが、dカードの年会費は実質無料となっています。dカード GOLDからdカードへのダウングレードにも審査はありますが、新しくクレジットカードを申し込むときの審査に比べると、はるかに簡単なものとなっています。

それはこれまでdカード GOLDできちんと支払いを続けてきたことが、信用実績となっているからです。dカード GOLDをやめることが決まった場合には、解約ではなくダウングレードにされることをおすすめします。

dカード GOLDからdカードへダウングレードするとどうなる?

冒頭の表でお見せしたように、dカード GOLDからdカードへダウングレードすると、年会費がいらなくなる代わりに各種会員特典もなくなってしまいます。けれども変わってしまうものは、もっとほかにもあるのです。うっかり見落としてしまわないように、今ここで確認しておきましょう。

クレジットカード番号と有効期限が変わる

dカード GOLDからdカードにダウングレードする際に、最も見落としがちなのはクレジットカード番号が変更になることです。

手続きは解約ではなくダウングレードですが、実質的には全く新しいカードに切り替えられることになるため、カード番号は引き継がれません。同時にカードの有効期限も変更になるため、カード番号と有効期限の両方に気をつける必要があります。

家族カードが使えなくなる

dカード GOLDの特典で家族カードを利用していた場合は、dカード GOLDからdカードにダウングレードすると同時に家族カードも無効になってしまいます。今後も家族カードを利用したいなら、dカードにダウングレードするときに改めて申し込む必要があります。

なお、dカードで支払う家族カードの年会費はdカード GOLDのときとは異なるため、注意が必要です。dカード GOLDでの家族カードの年会費は1枚目がずっと無料、2枚目以降は1枚毎に毎年1,000円(税抜)が必要した。

dカードにダウングレードすると初年度は無料、2年目以降は1枚毎に毎年400円(税抜)必要となりますが、本会員か家族会員が前年度に1回でもdカードを利用していれば、年会費は不要です。

ETCカードが使えなくなる

dカード GOLDの特典でETCカードを利用していた場合は、家族カードと同様にdカード GOLDからdカードにダウングレードすると同時にETCカードも無効となってしまいます。

ETCカードの場合、無効になっていることに気づかずにETCゲートに侵入するとバーにぶつかったり、急停車して後続車に追突されたりする恐れがあり大変危険です。今後も引き続きETCカードを利用したいなら、dカードにダウングレードするとき忘れずに申し込んでおきましょう。

なおdカードにダウングレード後のETCカードの年会費は、dカード GOLDの場合から変わります。dカード GOLDの場合なら年会費はずっと無料です。けれどもdカードの場合には初年度は無料で2年目以降毎年500円(税抜)が必要となります。ただし前年度に1回でもETCカードを利用していれば、年会費は不要です。

なお、ETC料金の支払い元をdカードにしていれば問題ありませんが、他のカードから引き落とされるように設定している場合には注意が必要です。前年にETCカードを利用したけれどdカードは一度も利用していないという場合には、dカードの年会費が必要となってしまうからです。

dカードの年会費はずっと無料だと思っておられる方が多いようですが、全く使用せずに持っているだけだと2年目以降、毎年税抜きで1,250円の年会費が引き落とされていくのです。

電子マネーiDが解約となる

dカード GOLDにデフォルトで付帯していた電子マネーiDも、ダウングレードと同時に解約となります。iDについて注意したいのは、おサイフケータイのiDに登録しているクレジットカード情報を忘れずに削除しておく必要があるということです。

カード情報を削除しておかなければiDを不正利用されてしまうおそれがあるからです。カード情報の削除は、ダウングレードする前に行っておきましょう。カード情報の削除は、「iDアプリ」にある「各種お問い合わせ/お手続き」から行えます。

dポイントの利用者登録が必要

dカードへダウングレードした場合、今まで貯めたdポイントがどうなるかとても気になりますが、心配は無用です。これまでdカード GOLDや家族カード・ETCカードなどで貯めたdポイントは消えずに残ります

dポイントはdカード GOLDやdカードに貯められているのではなく、dポイントクラブという別枠のプログラムに貯められています。dポイントクラブは入会金・年会費とも無料で、ドコモユーザーでなくても加入できるものです。

そのためdポイントクラブを退会しない限り、dカード GOLDからのダウングレードはもちろん、dカードを解約してもdポイントが消滅してしまうことはありません。けれども注意したいのはdポイントクラブのdアカウントで、IDにドコモのメールアドレスを登録している場合です。

ドコモの解約などでメールアドレスを変更したら、忘れないうちにdアカウント公式webサイトの管理からIDを変更しておいてください。また、dカードにダウングレードするとカード番号が変わるので再登録が必要になります。公式サイトからdアカウントでログインして新しいカードで利用者登録をしましょう。

dカードへのダウングレードはよく考えてから

ここまでdカード GOLDからdカードにダウングレードするとどうなるかについて見てきました。家族カードやETCカードのことまで考えると、やはりdカード GOLDのメリットは捨てきれないと思われた方は、急いでダウングレードする必要はありません。

dカード GOLDからdカードへのダウングレードの手続きは簡単に行えますが、取り消すことができないのです。ダウングレードするかしないかは、じっくり検討してからでも遅くはありません。

dカード GOLDからdカードへのダウングレード手順

もうdカード GOLDはいらないという方は、dカードへダウングレードしましょう。dカード GOLDからdカードへのダウングレードはネットからは行えないため、dカード GOLDデスクまで電話で申し込む必要があります。

【dカード GOLDデスク】

  • 電話番号:0120-700-360(通話無料)
  • 受付時間:午前10時〜午後8時(年中無休)

dカード GOLDデスクに電話してdカードへ切り替えたい旨を伝えると、切り替え申込書が自宅へ郵送されてきますので、書類に必要事項を記載して返送すれば手続きは完了します。ネットでダウングレードできないところは面倒に感じますが、新たにクレジットカードを発行することに比べると遥かに簡単です。

dカードへ変更後のdカード GOLD利用代金確認方法

dカード GOLDからdカードへのダウングレードしたあとに、dカード GOLDの利用代金明細を確認したいときには、Member’s Menuから行うことができます。

利用代金明細書の確認や各種設定などができるMember’s Menuに登録する際に、dアカウントで登録をしていたという方は、そのままの設定でMember’s Menuを利用することができます。

Member’s IDで登録していたという場合でも、dカード GOLDのときのMember’s IDで明細を確認できます。Member’s IDはカードごとに設定するものなので、新しくなったdカードのカード情報を登録したあとでも、dカード GOLDのときのMember’s IDを使って利用明細などを確認できるのです。

dカードからdカード GOLDへのアップグレードは可能

dカードからのアップグレードでも審査は必要

dカード GOLDからdカードにダウングレードしたけれど、やはりdカード GOLDのほうがよかった…そんな場合にはdカード GOLDへのアップグレードが可能です。

アップグレードの手続きはダウングレードより簡単で、webから行うことができますが、dカード GOLDからdカードにダウングレードしたときと同様に審査が必要です。

たとえ先月ダウングレードしたばかりであっても、審査が省略されることはありません。なお、最寄りのドコモショップでもアップグレードを受け付けています。

アップグレードの審査に通らないことも

一般にゴールドカードの審査は通常のカードに比べて審査は厳しくなっています。そのため、ダウングレードがすんなりできたからといって、アップグレードの審査に通るとは言い切れないのです。

また、カード番号や有効期限もdカードから変更となりますが、このとき以前のdカード GOLDカード番号や有効期限に戻るのではなく、新規のものになります。

dカード GOLDからdカードへのダウングレードは慎重に

dカード GOLDからdカードへのダウングレードの手続きは簡単です。またdカードからdカード GOLDへ再びアップグレードする手続きはもっと簡単で、どちらも手数料は不要です。

けれどもダウングレードの場合もアップグレードの場合も審査があります。もし審査に通らなければ、カードの切り替えはできません。また、カード情報の変更手続きに掛かる手間や時間もばかになりません。

とはいえ、解約ではなくダウングレードやアップグレードの場合は、もし審査に通らなくてもこれまでのカードは使い続けることができるので、そんなに心配する必要はないでしょう。

dカード GOLDの年会費に見合うメリットが感じられなくなり、年会費の支払いが近づいている場合には、早めにダウングレードの手続きを開始されることをおすすめします。

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