国内メーカーのソニーモバイルコミュニケーションズから発売されているXperiaシリーズはAndroidスマホの中でも非常に人気のある機種です。

そのXperiaシリーズからauより2018年夏モデルとして「Xperia XZ2 Premium SOV38」が発売されることになりました。発売は8月予定で詳しい日付は決まっていません。8月中旬頃とのことです。

今回は「Xperia XZ2 Premium SOV38」の解説と辛口実機レビューをいたします。

ドコモ版のXperia XZ2 Premiumの評価は別記事で紹介していますので参考にしてください。

1  Xperia XZ2 Premium SOV38とは

画像引用元:au

Xperia XZ2のシリーズはこれまで、XperiaXZ2、Xperia XZ2 Compactがすでに発表されていますが、「Xperia XZ2 Premium SOV38」はそれらの上位モデルです。Xperiaでは初となるデュアルカメラを搭載との事で話題になっています。

特長
  • Xperia初のデュアルカメラを搭載
  • 息をのむほどに美しい、4K HDR対応ディスプレイ
  • 優れたパフォーマンスと快適な使いやすさ
  • 光の輝きと曲線の美しさが際立つプレミアムなデザイン
  • ソニーの技術が生んだ極上のエンタメ体験と、いい音へのこだわりが生んだ高音質

それぞれの特長についてはピックアップして、次の項目で詳しく解説いたします。

 Xperia XZ2 Premium SOV38のスペック

Xperia XZ2 Premium SOV38のスペックは以下の通りです。

カラー クロムブラック、クロムシルバー
サイズ(高さ×幅×厚さ) 約158mm×約80mm×約11.9mm(暫定値)
質量 約234g(暫定値)
OS Android 8.0
CPU SDM845/2.8GHz×4コア+1.8GHz×4コア
ディスプレイ 約5.8インチ トリルミナスディスプレイ for mobile/LCD(4K)
電池容量 3400mAh(内蔵電池)
au ICカード種類 au Nano IC Card 04
対応通信規格 4G LTE/WiMAX 2+
最大通信速度 受信958Mbps/送信112.5Mbps
メモリ 内蔵(ROM/RAM) 64GB/6GB
外部 microSD/microSDHC/microSDXC(最大400GB)
Bluetooth ver.5.0
Wi-Fi/テザリング IEEE802.11a/b/g/n/ac
外部デバイス USB Type-C
防水/防塵 防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X)
情報取得/リンク(NFC)
au VoLTE
おサイフケータイ
フルセグ/ワンセグ 〇/〇
赤外線通信
緊急速報メール
au 世界サービス
ワイヤレス充電
カメラ メイン Motion Eye Dual カメラシステム
有効画素数約1920万画素
裏面照射積層型CMOSイメージセンサー(カラー) Exmor RS for mobile
有効画素数約1220万画素
裏面照射積層型CMOSイメージセンサー(モノクロ) Exmor RS for mobile
フロント 有効画素数約1320万画素
裏面照射積層型CMOSイメージセンサー Exmor RS  for mobile
撮影サイズ 静止画(ドット) メイン5056×3792/フロント4160×3120
動画(ドット) メイン3840×2160(4K)/フロント1920×1080
付属品 ソニーモバイルUSB Type-C-3.5φ変換ケーブル01(TVアンテナ機能付)

電池容量も3400mAhと多く、ワイヤレス充電対応です。

 デュアルカメラを搭載、デジタル一眼レフレベルの高感度撮影を実現

画像引用元:ソニーモバイル

Xperia XZ2 Premium SOV38では、ソニーでは初めてデュアルカメラを搭載しました。ソニーの技術を結集し、デジタル一眼レベルの超高感度撮影ができるようになりました。静止画撮影時は最高ISO感度51200、動画撮影時は最高ISO感度12800の超高感度撮影を実現しました。

Motion Eye Dualカメラシステム

MotionEyeDualカメラシステムを図解すると、下記の画像が示す通りです。つまり、2つの大型センサーとプロセッサーAUBE、新設計の明るいGレンズによってモノクロセンサーの輝度データとカラーセンサーの色データを融合することで、暗所撮影に圧倒的な強さを醸し出します。

画像引用元:ソニーモバイル

ここに表示されているF値とは、レンズを通って撮影素子上に写る像の明るさのことを言います。このF値が小さいほど光を多く取り込めるため、明るい写真が撮れるということです。

デジタル一眼レベルの超高感度で、微少な光も捕捉することができます。
これまでのスマホでは、上手に撮るのが難しかった暗い環境でも、わずかな光を取りこみ高い解像感を保った状態で、風景や人の顔を撮影することができます。

また、フラッシュなしでも自然な色味を実現し、ノイズも少なく顔の表情もきれいに撮影することができます。

ボケ&モノクロ

デュアルカメラならではの特長を活かして、被写体が浮き出たような自然な感じのボケ感のある写真や、白と黒のグラデーションのコントラストが美しいモノクロ写真や動画を撮影できます。こんな感じです。

画像引用元:ソニーモバイル

※注意:ボケ、モノクロ撮影はソフトウェアアップデート(2018年8月以降提供予定)で対応予定となっています。

スマホ世界最高の超高感度で動画撮影ができる

暗所での動画撮影中も、AUBEによる画像融合処理後の明るい映像を画面に表示しますので、被写体を確認しながら鮮明な動画を撮影する事ができます。

スマホ世界最高というのは2018年5月14日時点でのソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社調べによる、各メーカーからの公式発表に基づくものです。

 1-2  美しい4K HDR対応ディスプレイ

画像引用元:ソニーモバイル

前モデルのXperia XZ Premiumと比較すると明るさが約30%アップし、明るく、美しいディスプレイによって本物と見紛うほどリアルな4K HDR映像を堪能できます。

フルHDの4倍の解像度を誇り、肉眼で見ているかのような自然な明暗差、奥行き感、立体感を映し出せる4K HDRに対応しています。また、Xperia XZ2 Premiumは4K HDR動画を撮影し、そのままの美しさを堪能することもできます。

さらに4Kアップスケーリングという機能も搭載されていて、YouTubeなどのコンテンツも繊細で美しい4K画質に変換し、細部まで鮮明な映像や画像が楽しめます。

画像引用元:ソニーモバイル

比較したものをご覧頂くと、4Kの美しさがよくわかると思います。鮮やかさ、細やかさが歴然ですね。HDRアップコンバートという機能で通常の映像を、HDR相当の美しさで表現することも可能です。さらに、約5.8インチのディスプレイの採用で、動画やゲームも臨場感たっぷりの大画面で楽しめます。

画面の大きさを自由に変更できる片手モードでは、画面の最下部を右左にスワイプするだけで、画面の大きさを縮小可能です。指が届きにくい場所をタップしたいときでも、片手で楽に操作できます。

1画面で2つのアプリを表示することもできます。
動画を見ながらSNSも使うことができますので、アプリを切り替えるという手間がなくなり、快適に使えます。

X-Reality  for mobile

ブラビアの超解像技術をモバイル向けに最適化したX-Reality for mobileを搭載しています。この機能は、リアルタイムで映像を解析し、圧縮や伝送によって失われた本来の質感などを再現します。例えば、インターネットで配信されている画質の低い映像なども、鮮やかに再生します。

ダイナミック コントラスト エンハンサー

ダイナミックコントラストエンバサーは、動画コンテンツにおいて明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗く表現できり機能です。花火や夜景のような動画も、コントラストを効果的に効かせ、美しい映像に仕上げます。

 1-3  優れたパフォーマンス、曲線の美しさが際立つプレミアムなデザイン


電池も大容量ですが「いたわり充電」によってさらに容量を持たせることができます。いたわり充電は充電時の負荷を軽減することで、2年使っても劣化しにくいバッテリーを実現すりという機能です。最新CPUや大容量メモリ、高速LTEによって操作や通信も快適です。

デザインにも注目です。鏡面仕上げのデザインは光沢も美しくアーチ形状のデザインもこれまでのXperia  シリーズとは違った柔らかなデザインです。背面はなだらかなアーチ形状を描いています。

色はクロムシルバーとクロムブラックの2色のみですが、どちらも艶のある光沢を放ち、鏡面仕上げのデザインによって高級感があります。

 1-4  極上のエンタメ体験とハイレゾ

動画の音やゲームのアクションに合わせて振動しますので、映画やミュージックビデオなどの感動、ゲームの興奮や臨場感を手のひらにダイレクトに感じることができます。

 ソニーならではのエンタメ体験を体感できます。みんゴル、クラッシュオブクラン、ツムツムなどの人気ゲームにも対応しています。

画像引用元:ソニーモバイル

但し、アプリの仕様によっては、このダイナミックバイブレーションシステムが体感できないものもあります。また、ソニー独自開発のアプリ「3Dクリエーター」を使い、人物や食べ物などの3D撮影も可能です。フロントカメラを使ってセルフィースキャンもできるようになっています。

写真や動画に3Dアバターを入れて撮影することもできます。撮影した写真や動画はSNSに投稿することも可能です。カメtラアプリ「ARエフェクト」のテーマ「ミニチュア」を使って撮影します。

スキャンした3Dデータから、メール受信などをお知らせするキャラクターを「マチキャラ」を作成することもできます。マチキャラは待受画面やメール画面、各種メニューの中を自由に動き回るキャラクターです。

さらに、3Dアニメーションを使ってスキャンしたデータに動きやメッセージを付けてシェアする事もできます。シェアした3Dデータはタイムライン上で回転させたりピンチやズームすることもできます。

3Dプリント3Dプリンターを使ってフィギュアも作れます。DMM.make 3Dプリントサービスで、スキャンしたデータからオリジナルのフィギュアを作成できます(有料)。3Dプリントの全身フィギュアは、頭部のスキャンデータとDMM.make 3Dプリントサービスで提供のコスチュームを組み合わせて作成できます。

ソニーは「いい音」にもこだわりを持っています。ライブの空気感も体感できる高音質なハイレゾ音源の再生にも対応しています。Xperia史上最大音量のフロントステレオスピーカーで大迫力のサウンドが楽しめます。

画像引用元:ソニーモバイル

音楽CDの約3〜6倍もの情報量を誇ると言われているハイレゾ音源が再生できます。繊細な音の変化や余韻を、その場にいるかのように体感できます。フロントステレオスピーカーは前モデルXperia XZ Premiumと比べ、音量が30%アップしました。音楽や動画などを、Xperia史上最大音量で楽しめます。

バーチャルサラウンド技術S-Force フロントサラウンドによって、立体感のある音を再現します。フロントステレオスピーカーからは迫力のあるステレオサウンドが再生されます。

2  Xperia XZ2 Premium SOV38の辛口評価

良いことづくしのXperia XZ2 Premium SOV38なので、厳しい評価はないように感じられるます。しかし、今回は敢えてXperia XZ2 Premium SOV38の辛口評価をしていきます。

 カラーバリエーションがもう少し欲しい!

 

色展開はクロムブラックとクロムシルバーの2色だけなのは、少々寂しい気がします。正直、白やピンクなどの柔らかい色合いもあればいいのになと思いました。カバーやケースを装着するので、本体の色を気にする方は減ってきたかもしれないですが、それでもせめて白を加えた3色展開にはしてほしかったです。

現在の色展開だと、パッと見た感じ女性にはあまり人気が出なさそうな感じもします。女性に人気のカラーはピンクや白ですのでピンクは難しくとも白は入れるべきでは?と考えます。

 手の小さい人には持ちにくいかも。

ラウンド形状は、比較的に持ちやすいスマホが多いですが、Xperia XZ2 Premium SOV38は、手に優しく馴染む感じはすごくいいのですが、手の小さい人には丸みがある分、指先に引っかかりにくく落としやすいと思われます。

寸法的には特別分厚いわけではありませんが、ラウンド形状にしたことで厚みを感じる型になったように見受けられます。重さも決して重くないのに、心なしか増した気持ちになります。

 フィギュアが作れるのはいいけれど…

オリジナルのフィギュアが作れるのは、確かに便利だとは思います。作るのも楽しいと思います。しかし、3Dフィギュアを作るにはスマホだけでは無理です。

DMM.make 3Dプリントサービスで、スキャンしたデータからオリジナルのフィギュアを作成するのでづが、このサービスは有料です。自分で高額な3Dプリンターを購入して作る事を思えばお得かもしれません。

ただ、スマホユーザーでフィギュアを作成している割合を考えると、3Dプリンターが一般的に普及していない段階では、果たしてどうしても必要なサービスなのか?と考えてしまいます。

  電池持ちに、やや不安

電池容量は、3400mAhの容量を誇りますが、果たして様々な最新機能を施したXperia XZ2 Premium SOV38はもつのだろうか?という懸念があります。

3400mAhは、スマホの中でもトップクラスの大容量です。また電池持ちを良くする機能も備わっています。しかし、カメラに写真、動画撮影やゲームなど色々と楽しんでいると、それなりの消耗はします。

前述の機能だけでなくSNSやメールの通知などでも消耗します。3400mAhという容量は、果たしてXperia  XZ2 Premium SOV38を思い切り使っても持つ容量なのか確認しておきたいところです。

3  Xperia XZ2 Premium SOV38の辛口評価まとめ

以上、Xperia XZ2 Premium SOV38の紹介と辛口評価でした。

色展開の少なさや、手の小さい人には持ちにくいかもしれない点、電池持ちに対する不安などはありますが、全体としては素晴らしい機種だと言えます。

電池持ちは気になりますが、ワイヤレス充電になった事はかなりプラスになっていますね。コードレスでスッキリ充電ができます。カメラ機能や音はソニーの技術の結晶と言っても大袈裟ではありません。

「綺麗な写真や動画の撮影がしたい」「良い音で音楽を聴きたい」「ゲームなどを臨場感たっぷりに楽しみたい」方にオススメの機種です。

カメラ機能や音の良いスマホを探している方は、機種変更や新規購入の候補として検討してみてはいかがでしょうか。

次に読んで欲しいau関連情報

auのXperia XZ2 Premium SOV38の機種変更を考えている方は、auの機種変更|最新機種にも使える3万円お得に購入する方法も合わせてご覧ください。

auへ乗り換えでXperia XZ2 Premium SOV38の購入を考えている方は、auへ乗り換え(MNP)で後悔しない4つのポイント|メリットとデメリットも合わせてご覧ください。

Pocket